こんにちは、ゆみれいです。
今回は初めての石垣島。2023年4月後半、石垣島を拠点として、西表島~波照間島~竹富島~小浜島を訪れた時の記録も兼ねて、おすすめの観光スポットや宿泊施設などをご紹介します。
竹富島
石垣島離島ターミナルから高速船で約10~15分の距離にある島です。
環境保全活動のための入島料(うつぐみチケット)を離島ターミナルの自動券売機で購入します。竹富島島内でも販売しています。
港から宿のある中心部までのアクセスは、宿の車で送迎をしていただく場合がほとんどです。船便に合わせて運行している乗り合いバスも利用できます。レンタカーはありません。
宿はじゃらんや楽天トラベルなど、インターネットを利用して予約をすることが可能です。ただし人気の宿は数カ月前から予約で埋まってしまうので、予定が決まったら早めの予約をお勧めします。
竹富島の中心部は、赤瓦屋根と白いサンゴ砂を敷き詰めた小道がなんとも沖縄らしい風景です。時々、観光客を乗せた水牛車が通るのも、のどかで風情があります。
島内の観光はレンタサイクルが便利です。レンタサイクル屋によっては自転車を宿まで届けてくれます。チェックインした後に届けていただき、チェックアウト時まで借りたままにしておくと便利です。
中心部の道はタイヤが滑りやすいので、自転車の走行には十分注意が必要です。
竹富島は綺麗なビーチが数か所あり、数日滞在しても飽きることはありません。
主なビーチを紹介します。
- コンドイ浜
澄みきった青い海が広がる一番人気のビーチです。
遠浅で波も穏やかなので小さなお子様連れの方もたくさんいらっしゃいました。
干潮時間になると、100mくらい先に砂洲ができます。時間帯によっては膝上位まで水に浸かるだけで、砂洲・幻の島まで歩いて渡れます。足元には小さな魚が泳いでいました。
砂洲・幻の島が干潮の時間にどんどん広がります。
幻の島からコンドイ浜を見た景色です。
- カイジ浜・星砂の浜
てのひらをピタッと砂浜につけて、ついた砂に目を凝らすと、星砂を見つけることができます。大人も童心にかえり夢中になれます。万が一見つけられなくても、浜の入り口で星砂入りの可愛い小瓶が売っています。
- アイヤル浜
中心部から東に向かい、でこぼこ道を自転車で進むとアイヤル浜があります。小道を走っている間、信じられない種類の蝶々が飛んでいます。途中右手に星のやさんもありました。いつか泊まってみたいです。浜にはほとんど人がいませんでした。海の向こうには石垣島が見えます。
- 西桟橋
夕日で有名な桟橋です。日暮れ時になると、人々が集まってきます。桟橋の先には西表島が見えます。
竹富島は石垣島から比較的近く、船の便数も多いため日帰りツアーも充実しています。昼間はたくさんの観光客がいますが、夕方以降は宿泊客のみとなります。ほんの少し島民の気分を味わえます。
今回お世話になった宿は、ゲストハウスたけとみです。スタッフの方々が皆優しくフレンドリーで、親戚の家に遊びに来ているかのように寛げました。外観も島の民家と同調しています。チェックインしてすぐにリーズナブルなレンタサイクル屋やを教えていただいたり、昼食、夕食難民にならないようにアドバイスもいただきました。
ランチでお世話になった、「たるりや」さん。宿から歩いて30秒ほどの場所にあります。注文してからさばいて調理をするという海老フライが絶品です。八重山そばも体や心にしみる優しい味です。
二日目にランチでお世話になった「やまもり食堂」のオムライス。味も絶品でしたが、量も多いので男性には特にお勧めです。
夜は宿からほんの数分歩いて灯りをよけると、息をのむほどの満点の星空が広がっています。予想外の出来事に感動です。宿泊者の特権です。
小浜島
小浜島はドラマ「ちゅらさん」で有名な島です。石垣島離島ターミナルから船で30分弱の距離にあります。各船会社等で販売しているツアーも充実しています。
八重山観光フェリーの、小浜島電動自転車付コースを当日の朝に申し込みました。往復乗船券と電動自転車レンタル料(4時間以内。現地にて別途料金を支払えば延長可能です)がセットになって4,800円です。往復の船の時間は決まっていないので自分のペースで観光ができるのが魅力です。
小浜島港で船を降りて2,3分歩いたところにレンタサイクル屋があります。(小浜島での移動はレンタカーやレンタバイクも可能です。)レンタサイクル屋ではスタッフの方が地図を見ながら観光要所を教えてくれ、その地図をお借りして出発です。
観光後の感想ですが、小浜島は想像していたより広く、電動自転車で回るのは結構時間がかかりました。マイペースな私には割とハードな観光となりました。今回のツアーで回れたところをご紹介します。
- 西大岳展望台(にしうふだきてんぼうだい)
階段はそれほど多くなく登りやすいです。山頂の展望台から見渡せる珊瑚の海が絶景です。ちゅらさんの碑がありました。
西大岳から大岳に向かう道で孔雀のような鳥と出会えました。普通に木に止まっていたので、思わず自転車をとめて見入ってしまいました。
- 大岳(うふだき)
大岳は標高約99mです。山頂までは軽い登山のようです。道中は色々な鳥の声や獣の声が聞こえ、大自然を感じることができます。長い階段を10分ほど登ると山頂に着きます。山頂は360度視界がひらけ八重山の島々を眺めることができます。
- 海人公園
アップダウンが続く道を西の先まで行くと海人公園があります。マンタの形をした展望台です。
自転車で走っていてもあまり人とすれ違うことはありませんでした。ところどころでビーチが見えたり、牛が放牧されていたりして思い切り自然を感じることができました。
ドラマ、ちゅらんさんで有名な「こはぐら荘」を目指しましたが、なかなか見つけられず途中にあった素敵なカフェ「慶(よろこび)」でランチをいただくことにしました。自家製ののせんべいも販売していました。外観も店内も素敵な雰囲気でお料理も美味しい人気店です。
食事を終えてお店をでたら、雨が激しく降ってきました。お目当てだった「こはぐら荘」は断念することにしました。
島を旅していると突然の雨はよくあることです。島をめぐるときはいつも百均で購入したレインコートを持ち歩きますが今回は大いに役立ちました。
今回の旅は石垣島を拠点に西表島~波照間島~竹富島~小浜島を二週間かけてめぐりましたが、一つ一つの島に、もう少し時間をかけて滞在したかったというのが感想です。次回石垣島を旅する時は今回の旅では行けなかった、与那国島、黒島、鳩間島なども巡りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。